ケトジェニックで
だるいと感じるのはなぜでしょうか。
海外で人気の
ケトジェニックダイエットですが、
副作用が出ることが多いのも特徴です。
なぜだるいのか、必要な対策も紹介します。
ケトジェニックで体がだるい?原因は
ケトジェニックダイエットを始めて
体がだるいと感じる人は一定数います。
だるさや不調の原因は何なのか、
対策も見ていきます。
ケトジェニックダイエットは、
アメリカの有名セレブや
ハリウッド俳優が実践して
「効果は絶大」と発信したことで
注目されています。
食べながら
ダイエットできるという宣伝文句は
ネット上の広告でもよく見かけますね。
しかし
実際のケトジェニックダイエットは
気軽にできるものではなく、
厳しい食生活の管理はもちろん、
副作用との戦いになる可能性があります。
身体がケトジェニックな状態になる
始めの段階に出る症状を
ケトフルーと言いますが、
だるいのはケトフルーの症状のひとつです。
ケトジェニックは、
脂肪を分解して得られるケトン体を、
糖質に代わるエネルギーにすることで
体脂肪を減らすダイエット法です。
ケトフルーの症状は、
身体が
糖質代謝からケトン体代謝へと切り替わる時、
ケトジェニックを始めて数日のうちに出ます。
ケトフルーの中でも
身体がだるくなるのは、
水分不足の可能性があります。
筋肉がつりやすくなった、
便秘になったという症状もある場合は
明らかに水分不足です。
ケトジェニックの状態になる時、
身体から糖分が抜けまていきますが、
この時一緒に水分も抜けていくため、
脱水状態になりやすいのです。
脱水状態で普段の生活を続けたり、
激しい運動などをすると
倒れたりしかねないので、
水分の補給が必須です。
水分とともに
塩分が身体から出てしまって
塩分不足になる場合や、
脂質の摂取量が少ない場合も
ケトフルーの症状が出やすいです。
ケトフルーはケトンインフルとも言われて、
インフルエンザのような症状や、
頭痛や便秘など人によって様々な症状が出ます。
ケトフルーは
ケトジェニックダイエットを続けると
治る場合が多いですが、
長いと一カ月程続く場合もあります。
ケトジェニックのだるさ…朝なぜだるいの?
ケトジェニックでの
だるさの理由を見てきました。
特に朝がだるい場合は、
ケトジェニックによる食生活の変化に加え、
睡眠不足などにより
自律神経が乱れている可能性があります。
睡眠不足は普段でも健康の大敵ですが、
ケトジェニックダイエット中の睡眠不足も危険で、
だるさや疲労感を増加させます。
睡眠時間が少ないと
お腹が空きやすく
食欲が旺盛にもなるので、
ダイエット中は特にしっかりと
睡眠をとるようにしましょう。
ケトジェニックダイエットでは、
脂質の摂取が十分でないことも
だるさの原因になります。
ケトジェニック中に脂質が足りないと
体内で
エネルギーを作ることができないので、
単純に
エネルギー不足でだるいと感じるのです。
この状態が続くと、
筋肉がエネルギー源として
分解されていくことになります。
筋肉が分解されると
運動能力が落ちるのはもちろん、
ケトジェニックダイエット終了後の代謝が落ちて
リバウンドしやすい体質になってしまいます。
ダイエット中に脂質をたくさん摂るのは
最初は抵抗がありますが、
必要な量をしっかり食べるようにしましょう。
ただし、
ケトジェニック中の脂質の摂りすぎは
普段の生活における糖質の摂りすぎと同じで、
エネルギーが余ってしまうことになります。
普通に生きていると
脂質を主食にすることはないので、
どの程度食べるのが適切かは
感覚では分かりません。
ケトジェニック中は面倒ですが
食材の成分をしっかりと計算し、
適切な量を食べることを習慣にしましょう。
ケトジェニックでだるいについて
ケトジェニック中の
だるさの原因や対策を紹介しました。
だるさや頭痛などの症状が出る
ケトフルーは
ケトジェニックを続けると
治ることが多いですが、
症状が長続きする場合は
無理してケトジェニックダイエットを
続けない方が良いでしょう。
コメント