ケトジェニックで低血糖になった場合、
どうすれば良いのでしょうか。
糖質制限ダイエットと
低血糖症について紹介します。
ケトジェニックで低血糖になる?対策は
ケトジェニックで
低血糖になることがあります。
ケトジェニックでは糖質を制限して
脂質をエネルギー源にするものですが、
この身体の代謝が切り替わるときに
低血糖の症状が出やすいです。
うまくケトーシスの状態になれば
脂質がエネルギー源となるので
低血糖の症状は収まりますが、
代謝の切り替えがうまくいかないと
不調が続くことになります。
低血糖症はひどい場合には命に関わるものです。
そのため、
ダイエットのための厳しい糖質制限は危険で、
禁止した方がよいという声もあります。
さらに、
ケトジェニックはただの糖質制限ではなく、
身体の仕組みを換える上級者向けのダイエット法です。
本格的にやるなら
医者やトレーナーに指導してもらうのが望ましく、
自分一人でやるなら
健康を損なわないように気を付けることと、
症状が出た時に対策することが重要です。
低血糖の予防としては、
例えば摂取する糖質量や脂質量をしっかりと守ること、
身体がケトーシスの状態になっているか
チェックするなどです。
ケトーシスになっているかどうか確認するには、
通販などで買える
検査キットを使うと分かりやすいです。
栄養量を守っていて
ケトーシスになっていても
身体の不調があらわれる場合は、
ケトジェニックをいったん中断して、
糖質を摂る
普通の生活に戻った方が良いということになります。
身体が不調なままケトジェニックを続けると
大きく健康を損ねてしまう可能性もあるので、
無理は禁物です。
ケトジェニックが合わない場合は、
他のダイエット方法を
試してみるのもひとつの手だと思います。
低血糖の症状とケトジェニック
低血糖症は、
重大な場合には命に関わる可能性もあります。
血液中の糖分が足りなくなると、
まず手の震えや冷や汗、動悸などが
交感神経の症状としてあらわれます。
さらに血糖値が下がると
頭痛や眠気、集中力の低下など、
中枢神経に糖分が行き渡らないことによる
症状があらわれます。
より進行して昏睡状態になる、
痙攣するなどの症状が出る段階では、
命が危険にさらされることもあります。
ケトジェニックをする場合、
このような低血糖症にならないように
予防したいところです。
しかし、糖質を制限する最初の1~3日には
どうしてもこのような症状が出ることがあります。
うまくいけば3日程度で
身体がケトーシスの状態になり、
低糖質の症状は収まってくるものですが、
1週間程度こうした症状が続くこともあります。
不調が続くようなら
うまくケトーシスに移行できていない、
またはエネルギーが足りないなどの
問題がある可能性があります。
自分が一日に摂取するべき脂質の量や
糖質の制限を守れているか確認しましょう。
ケトジェニックでよくある失敗は、
身体に良いと思って食べていた野菜が
実は糖質を多く含んでいて、
糖質オーバーになっているという場合です。
トマトなどの甘い野菜や芋類、
根菜は糖質が多めです。
葉物野菜は糖質が少なめですが、
大量に食べるとそれなりの糖質量になります。
また、ケトジェニックに必要な脂質量は
かなりの量なので、
自分ではたくさん食べていると思っても、
計算してみると
足りていなかったということもあります。
ケトジェニックでは
自分の感覚で食事を摂るのではなく、
成分を細かく計算して栄養管理をすることが必須です。
食事の栄養管理をしていても
低血糖のような症状が収まらない場合は、
ケトジェニックはいったん中断して、
再開する場合は専門家の指導を受けた方が良いでしょう。
ケトジェニックと低血糖について
ケトジェニックと
低血糖について紹介しました。
糖質制限は知識のないままに行うと
リスクが伴います。
身体の仕組みを理解して、
健康を損なうことがないように
ダイエットをしましょう。
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