ケトジェニックで
脂質が足りないとどうなるのでしょうか。
身体への影響や、
手軽に脂質が摂れるおすすめの食材も紹介します。
ケトジェニックと脂質量!脂質と食材
ケトジェニックで摂取する脂質量は、
摂取カロリー全体の6割とされています。
1日に必要なカロリー量は人それぞれで、
体重や日頃の運動量から計算して求めます。
ケトジェニックでは
脂質が糖質に代わるエネルギー源となるので、
過不足なく適切な量を摂取することが大事です。
足りなければ
エネルギー不足で体調を崩してしまいますし、
摂取しすぎると
カロリーオーバーになりダイエットできません。
とはいえ、
ケトジェニックで定められた脂質量を
摂取するのはなかなか大変なので、
食べ過ぎて
カロリーオーバーになるということは
そんなにないでしょう。
ケトジェニック中に食べられる定番の食品は
豚バラ肉やソーセージ、
ベーコン、卵、マヨネーズなどです。
ケトジェニックで
脂質を摂るのにおすすめの食材は、
定番の肉製品の他では
MCTオイルやアボカド、鯖缶です。
MCTオイルは
ケトジェニックに適した油で、
液体なので必要に合わせて
量を調整しやすいのもありがたいです。
コーヒーに入れて
MCTオイルコーヒーにしたり、
料理にかけたりして使います。
普通の油より価格は高めですが、
通販などで買えます。
アボカドは脂質が多く
糖質が少ないという
ケトジェニック向けの果物です。
脂質を摂りつつ、
ケトジェニック中に貴重な食物繊維を摂取できます。
鯖缶は良質な魚の脂をたくさん含んでいる上、
缶を開ければすぐに食べられる
手軽さがうれしいです。
その他、脂質は含んでいなくても、
例えばブロッコリーやケールなど、
食物繊維やビタミンを含む野菜は、
糖質量を計算しつつ
積極的に食事に取り入れるようにしましょう。
ケトジェニックと脂質。足りない?脂質異常症とは
ケトジェニック中に
脂質が足りない状態で放置するのはタブーなので、
いろいろな食材を上手に取り入れて
必要な脂質量を摂取しましょう。
ケトジェニック中に脂質が足りず
エネルギー不足になると、
めまいや頭痛などの症状が出て、
ひどい場合は命に関わることもあります。
これらの症状は、
脂質をしっかり摂っていた場合でも
ケトジェニックの初期に出やすいですが、
長く続くようなら
ケトジェニックを中断して様子を見ましょう。
また、ケトジェニック中に脂質が足りないと、
不足したエネルギーを補うために
筋肉が分解されてしまいます。
これは一時的には急激に痩せて
体重は落ちるものの、
あらゆる面で良くない痩せ方です。
身体の健康を考えれば
筋力の低下はもちろん良くありません。
筋肉量の低下は、
中高年ならば健康の維持に直接的に関係します。
ダイエットの面でも、
筋肉が落ちると代謝が落ち、
ケトジェニックを終えた後に
痩せにくい身体になってしまいます。
ケトジェニックを
ずっと続けるわけにはいかないので、
ケトジェニック後に
リバウンドするのは避けたいですよね。
なお、ケトジェニックを長期的に続けて
脂質を摂りすぎる生活を続けると、
脂質異常病になってしまう可能生が高いです。
脂質異常症とは血液中の脂質量が
正常ではない状態のことです。
脂質中心の食生活によって
血液中の悪玉コレステロールが多くなると、
血液がどろどろになり
動脈硬化や心筋梗塞、
脳梗塞になる可能性が高まります。
そのため
ケトジェニックを続ける期間の目安は
長くても1ヶ月程度とされています。
身体の美しさという面でも、
筋肉が落ちてしまうのは致命的です。
ケトジェニックに必要な
脂質量を摂るのはなかなか大変ですが、
MCTオイルなどを活用して
エネルギー不足にならないように気を付けましょう。
ケトジェニックで脂質が足りない場合について
ケトジェニックで
脂質が足りない時について紹介しました。
エネルギーが不足すると、
筋肉が分解される上に、
身体が活動できない状態になり危険です。
ケトジェニックでは
必要な量の脂質をしっかり摂取しましょう。
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