ケトジェニックは痩せると話題の
ダイエットですが、
副作用も多く存在する
デメリットもあります。
今回はケトジェニックでの腹痛や胃痛、
消化器症状などについて紹介します。
ケトジェニックで腹痛…下痢の症状も
ケトジェニックは体の主要エネルギーを
糖質から脂質に変えて
働かせる状態のことです。
体内から糖質がなくなると、
備蓄している脂質を燃料として使用し、
その結果、脂肪燃焼効果で体重が落ちます。
近年、これを利用した
ケトジェニックダイエットが
注目されています。
ケトジェニックダイエットの
方法としては、
食事による糖質制限がメインなので
比較的簡単に行える
イメージがありますが、
体のエネルギー源を無理矢理
変えるため副作用もあります。
頭痛や不眠、食欲不振などのほか、
胃もたれや腹痛・下痢、便秘などの
消化器症状もあります。
これらの症状は
ケトジェニックダイエットでは
あるあるなので、
ほぼ起こる副作用と考えた方が良いです。
特に腹痛や下痢に関しては、
海外のケトジェニックダイエットを
しているかたたちの中でも
話に挙がるくらい
頻繁に起きているようです。
これは高脂質の食事を摂ることにより、
胆汁が余分に分泌され、
緩下剤効果のある胆汁が
過剰に分泌されることで
下痢になります。
また、他にはケトジェニックで
よく使われるMCTオイルを
摂りすぎていたり、
そもそも脂質を吸収しきれていない場合や、
人工甘味料やタンパク質を
過剰に摂取していたりと、
原因はさまざまです。
ケトジェニックで下痢はつきものですが、
原因を考えて、
やり方を少し変化させるだけで
良くなるケースも多いので、
参考にしてみてください。
ケトジェニックで胃が痛い?便秘も
ケトジェニックダイエットを始めてから
「胃が痛い」や「胃もたれ」などの症状に
悩まされるかたが多くいます。
ケトジェニックは高脂質の食事が
メインなので、
胃酸や胆汁が多量に
分泌されるために起こる症状です。
更に高脂質食は胃と
食道のつなぎ目にある筋肉、
LOSに大きな負担をかけてしまい、
LOSの機能が上手く働かないと
食道に酸が流れ込み、
「逆流生食道炎」という病気を
引き起こす可能性があります。
良く脂っこいものを食べると
胃もたれがしたり、
胃が痛くなったりすることが
あると思いますが、
ケトジェニックダイエットでは
人によって
高頻度で起こる場合があります。
ケトジェニックダイエットは
高脂質の食事をする必要がありますが、
食べ方を工夫するだけで
こういった症状は
防ぐことが出来ます。
自分は野菜を多く食べることと
野菜を食事の最初に食べることが
良いと考えています。
野菜はしっかり噛まないと
飲み込めないものが多いです。
更に噛む回数が増えれば
満腹中枢が刺激され、
量を食べなくとも
お腹いっぱいになることが出来ます。
加えて野菜から食べると
血糖値の上昇を抑えてくれるなど
健康的なので、
胃痛に悩んでる場合は
試してみる価値はあると思います。
また、ケトジェニックダイエット中に
便秘になるという話も
良く耳にします。
理由は糖質制限で主食を
抜くことによって、
それらに含まれている水分も
制限してしまい、
余分に水を取らないと便が固くなり、
便秘になるからです。
糖質制限中は1日で、
およそ2リットルの水を
摂るようにしてください。
水分不足になると脱水状態になり、
便秘だけでなく
体調へ悪影響も及ぼします。
更にケトジェニックは
高脂質食を食べるため、
どうしても野菜などの
食物繊維が不足しがちです。
食物繊維が不足すると
便通が悪くなるというのは
有名だと思います。
厚生労働省の掲げる野菜の
1日の目安摂取量は
350gと言われています。
1日で350gの野菜を摂取すると
小皿5皿分を食べなくてはなりません。
脂質をエネルギーとして
活用するケトジェニックでは、
どうしても脂質>野菜となりがちですが、
自分のためにも
意識して摂るようにしましょう。
ケトジェニックでの腹痛について
ケトジェニックでは
高脂質食を多く食べるので、
腹痛が頻繁に起こります。
更に下痢や便秘なども起こるので
注意が必要です。
しかし、小さな工夫で
症状が出ないようにしたり、
対処したりすることも
可能なので安心してください。
ケトジェニックは慣れるまで
体調の変化に右往左往しますが、
少しの努力で改善出来ることが
多いので頑張りましょう。
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