ケトン体をエネルギー源にする
ダイエット法である、
ケトジェニックで眠くなるという
経験はありませんか。
ここでは話題の
ケトジェニックダイエットについて
ご紹介します。
ケトジェニックは眠くなる?眠くならない?眠いとの声
アスリートにも話題の
「ケトジェニック」ダイエットを
ご存じでしょうか。
ケトジェニックは脂質とタンパク質、
糖質の摂取量を管理した食事方法です。
ケトジェニックの場合、
糖質を極力減らし、
タンパク質と脂質を多く摂取して
体内にケトン体を
多く放出させることで、
エネルギー源をブドウ糖ではなく
ケトン体へと切り替えるという
やり方になります。
糖質を1とした場合、
ケトジェニックダイエットの場合は、
タンパク質が3、脂質が6という
割合にすると
ケトン体が多く産生されます。
脂質、タンパク質を多く摂り、
糖質をほとんど摂取しないことで
通常よりもケトン体が増えて、
そのケトン体がすぐに
細胞に取り込まれて
効率よくエネルギーになる、
という特徴があります。
ケトジェニックを行うと、
血中のケトン体の値がぐっと上がり
「ケトーシス」という状態になります。
3日程度ケトジェニック生活を
送っていると、
徐々にケトーシス状態に
近づいて来ますが、
この時に食後眠くなるという現象が
起こることがあります。
1~2週間程度まで継続して
ケトジェニックを行うと
完全にケトーシス状態になり、
食後でも眠くならないように
なってきます。
ケトジェニック頑張ってるけど
食後に眠い、
という感想をお持ちの場合、
まだケトーシス状態に
入っていないということなので、
もう少し続けてみると
ケトーシス状態になるでしょう。
ちなみに、ケトジェニックダイエットを
行っているとケトーシス状態に
入るまでは
頭痛やイライラなど体調が
すぐれなくなることもあります。
便秘にもなりやすくなるので、
脂質が多いナッツや
低糖質のベリー系の果物を
摂ることもおすすめです。
ケトジェニックで胃もたれ?何が起きているのか
ケトジェニックをやっていたら
胃もたれを起こすようになった、
という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
そもそも胃もたれになる原因は、
食べ過ぎや飲み過ぎ以外に
ストレスによる自律神経の乱れなどで
胃の機能が低下することで起こります。
胃の機能低下によって
消化力が落ち、
胃にいつまでも
食べ物があるという状態になって
胃に負担が掛かることが
理由で胃もたれを起こしてしまいます。
このケトジェニックで重要な
タンパク質と脂質は、
消化力が必要になってきます。
その理由は、魚や肉は脂肪分が多いので
消化に時間が掛かります。
また、ケトン体を多く
排出すると言われている
MCTオイルを摂りすぎることでも
胃に負担が掛かり、
胃もたれを起こすことがあります。
MCTオイルはケトジェニックで
とても効率のいい食品ですが、
摂りすぎると
おなかが緩くなることもあるので、
1日20~30cc程度を
小分けにして摂取するのが
おすすめです。
ケトジェニックで胃もたれを
起こさないための対策としては、
一つ目はよく噛んで食事をすることです。
食べ物が胃の中で
小さくなっていれば、
消化をするのに必要以上に
胃が働かなくても済みます。
よく噛むことで
満腹中枢も刺激されて
食べ過ぎを防ぐこともできますね。
二つ目として、
カロリーオーバーに気を付けることです。
ケトジェニックの場合は
脂質がメインになります。
オイルに頼ってしまうと
カロリーを多く摂ってしまうことも
ありますので、
PFC(タンパク質、脂質、糖質の比率)
バランスを重視することで
胃もたれを避けることが可能です。
ストレスを軽減させることも
重要になりますが、
自分の経験上、
ストレスフリーになるのは
難しいことなので、
「ストレスを軽減させること」に
ストレスを感じずに適度に
発散させると良いかと思います。
ケトジェニックで眠くなることについて
ケトジェニックダイエットで
眠くなるのかを
ご紹介してきました。
ケトジェニックは効率のいい
ダイエットの一つですが、
一長一短があります。
眠くなることや頭痛やイライラなどの
副作用がありますし、
脂質の過剰摂取で消化不良を起こして
胃もたれになることもあります。
ケトーシス状態になるまでに
時間が掛かりますが、
その状態に入ってしまえば
すっきりとしたボディメイクも
可能になります。
ケトジェニックダイエットを
成功させるためには、
タンパク質、脂質、糖質の比率である
PFCバランスを念頭に置いて、
かつカロリーオーバーを防いで
よく噛んで食べることが
ポイントになります。
ケトジェニックは
ボディメイクだけでなく、
糖質を摂らないので
糖尿病の予防や動脈硬化の予防にも
繋がります。
ケトジェニックで内も外も
すっきりとした体を
目指してみませんか。
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