ケトジェニックを始めたけれど、
筋肉量キープの為にタンパク質を
とりすぎているかもしれない、
そんな風に思ったことはありませんか。
ここでは、ケトジェニックに必要な
タンパク質の摂取量についてご紹介します。
ケトジェニックとたんぱく質量!タンパク質の摂取量…タンパク質量とたんぱく質(タンパク質)
ケトジェニックとは、
体のエネルギー源を
炭水化物(糖質)ではなく、
ケトン体(脂質)を使って
ダイエットをする食事法のことを言います。
ケトジェニックを行う際は、
食事から摂るタンパク質、脂質、糖質の
バランスを保つことで
ケトーシスに切り替わり、
そこで初めてダイエットが
スタートします。
ケトジェニックは、
3大栄養素であるタンパク質(Protein)、
脂質(Fat)、糖質(Carbohydrate)の
頭文字を取った「PFCバランス」を考えて
食事をする必要が出てきます。
ケトジェニックに最適なPFCバランスは、
摂取カロリーに対して3:6:1です。
それでは、ケトジェニックの導入期で
タンパク質をどのくらい摂ればいいのか
などご紹介していきます。
大まかなタンパク質の摂取量について
考えていきましょう。
まずは、ケトジェニックにおいて
摂取しなくてはならない
タンパク質の量を把握していきますが、
筋トレをしている人と
そうでない人の場合には、
ケトジェニックでのタンパク質の
必要量が異なります。
後述で例を上げて
タンパク質の必要量を計算しますが、
ケトジェニックで摂るタンパク質の量は
多いのではと感じるでしょう。
3食に分けて摂取するのにプラスして
プロテインを補助に入れると
簡単に摂れると思います。
ちなみに、ケトジェニック中に
タンパク質が足りない状態になると、
筋肉を分解して
体内のアミノ酸を材料にして
糖質を合成してしまう糖の新生が
起こってしまいます。
この糖新生を抑えることで
ケトーシスに突入して、
体脂肪を燃やせる体質に変えられます。
ケトジェニックでタンパク質を
適正量摂って体重が落ちやすい
身体づくりを目指しましょう。
ケトジェニックはタンパク質取り過ぎ?タンパク質取りすぎの声も
前述では、大まかなタンパク質の摂取量を
ご紹介しましたが、
次はケトジェニックの
タンパク質摂取量の具体的な
計算をしていきます。
基礎代謝量からタンパク質の
摂取量を求めますが、
成人の基礎代謝量を計算してくれる
サイトもあるので、
そちらで計算すると簡単に算出ができます。
基礎代謝量に活動レベルをかけて
総消費カロリーを求めたら、
その総消費カロリーの30%が
必要なタンパク質の量になります。
例えば、40歳男性、体重は75kg、
軽度の運動レベルを行う人の場合、
基礎代謝量が1677kcal、
総消費カロリーは2851kcalになります。
減量が目的なので、
理想の摂取カロリーも求めます。
基礎代謝量と総消費カロリーの
平均値になるので、2264kcalとなり、
タンパク質1gあたりのカロリーは
4kcalなので、2264kcal×0.3⁼679.2kcal、
679.2÷4⁼約170gと算出できました。
ケトジェニックダイエットで
例に挙げた人の場合、
タンパク質は1日当たり170g
必要になります。
1食あたり56gと取りすぎなのではと
思われるかもしれませんが、
ケトーシスにするには
摂取しなければなりません。
そこで登場するのが、
飽きが来ないような味で
バリエーションが豊富なプロテインです。
ケトジェニック中の
タンパク質摂取におすすめなのが、
山本義徳氏がプロデュースした
プロテイン
「VALX ホエイプロテイン」です。
プロテインには動物性のホエイと
植物性の大豆のものがありますが、
タンパク質の量としては
ホエイの方が吸収しやすいので
おすすめです。
タンパク質の紹介ばかりしてきましたが、
ケトジェニックで脂質も重要なので、
摂取量はタンパク質の
2倍を目安として摂ると
バランスが良くなるでしょう。
ケトジェニック中のタンパク質や
脂質がどれくらい必要なのかが
分かることで、
脂質が代謝されるケトーシス状態になり
始めるはずですので、
諦めずに頑張ってみてはいかがでしょうか。
ケトジェニックでタンパク質がとりすぎかどうかについて
ケトジェニックダイエットに必要な
タンパク質の量について
ご紹介してきました。
自分の体重や年齢、
運動レベルから理想の摂取カロリーを
導き出し、
そこから必要なタンパク質量を
求めることができます。
ケトジェニックを始めようと
思っている方からすると、
考えている以上にタンパク質を
必要とするのだと思われる事でしょう。
トレーニングをしていると
必要なタンパク質の量も増えてくるので、
さらに多くのタンパク質を
摂取しなければなりませんが、
肉や魚だけでなく
プロテインからもタンパク質を
摂取することで
不足しにくくなるかと思います。
プロテインは飲むタイプのものもあれば、
手軽に食べられるプロテインバーや
ヨーグルトもあります。
食事にプロテインをプラスして、
無理のないようにケトジェニックを
やってみてはいかがですか。
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